今回は「脂質摂取量チェック」の紹介です。
いくつかの質問で当てはまるほうを選ぶと、自分の脂質摂取量をチェックします。

あなたの１日の脂質摂取量は約 55 gです。
あなたの１日の脂質摂取量の目安は約 58 gです。

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脂質は大切？

肥満を招き、高血圧や心臓病などの成人病の原因になもなるからと、とかく敬遠されがちな脂質です。
でも、問題になるのは、とりすぎの場合だけではありません。少なすぎても体がスムーズに機能できなくなります。
脂質は脳細胞の形成や、胆汁、性ホルモンをつくる材料として欠かせない大切な栄養素です。また、ビタミンＡやＤ、Ｅなどの脂質に溶けて吸収される栄養素を体内に取り込むためにも、なくてはならないものなのです。もちろん、とりすぎは、エネルギー摂取量のオーバーにつながるので、気をつけなければなりません。
アドバイスを参考に、脂質摂取量が多くなりがちな調理法や脂質がたくさんふくまれる食材についての知識を持ち、目安量の範囲内になるように日常の食生活に気をつけましょう。ただし、太ることを恐れるあまり、脂質を必要以上に敬遠する必要はありません。

主食１食分の脂質は、パン＞スパゲッティ＞ご飯＞シリアルの順。
バター、マーガリンとも脂質量はほぼ同じ、マーガリンは植物性油脂のため、コレステロールを下げる働きがあります。
コレステロールを下げるEPAやDHAを多く含む青背魚は魚類の中では脂質が多い方。
肉類の脂身や皮がついている物は、ついていない物に対し脂質は２倍、カロリーは1.5倍も多い。
揚げ物の油は衣の量によって含まれる脂質の量が違います。フライ＞天ぷら＞唐揚げの順。調理法で工夫を。
肉類の脂身、特に高級な霜降り肉には脂質が多いので、やわらかく、おいしくても注意が必要。
脂質の多いナッツ類やソーセージなどのおつまみ類は無意識に食べないで、小皿にとって食べる量を把握しましょう。