第８７回全国高校サッカー選手権大会は２００９年１月１０日、さいたま市の埼玉スタジアム２００２で準決勝２試合が行われ、鹿児島代表・鹿児島城西と広島代表・広島皆実が勝利し、ともに初優勝を賭け１２日に東京の国立競技場で決勝を行う。

第１試合の鹿児島城西－前橋育英（群馬）は５－３で鹿児島城西が勝利。この試合で鹿児島城西・大迫勇也選手がゴールを決め、この大会通算９点とし、第７８回大会の富山一・石黒智久（現富山選手）、８２回大会の国見・平山相太（現ＦＣ東京選手）の持つ１大会最多得点記録に並んだ。１２日の結晶でゴールを決めれば新記録達成だ。
第２試合の広島皆実－鹿島学園（茨城）は１－０で広島皆実が勝利した。前半は両チーム決め手を欠いて無得点で折り返す。後半後半１２分、広島皆実が右からのクロスにエースＦＷ金島悠太選手の今大会初ゴールで待望の先制点を挙げる。その後の鹿島学園の反撃を０点に抑えて快勝。

相手は話題の大迫勇也選手がいる鹿児島城西だけに、これ以上に不足なしの決勝となること請け合い。