もはや暮れの大一番と言われているあのレース（競馬）が行われました。

 

２０１０年１２月２６日、ＪＲＡ中山競馬場（千葉県船橋市）で行われたグランプリ・第55回有馬記念(ＧⅠ、芝2500m)は、2番人気のヴィクトワールピサ(牡3、栗東・角居)が優勝した。勝ち時計は2分32秒6。鞍上はミルコ・デムーロ騎手。単勝1･7倍と圧倒的な1番人気だったブエナビスタ(牝4、栗東・松田博)は中団から猛追するもハナ差届かず2着。クビ差の3着には14番人気のトゥザグローリー(牡3、栗東・池江郎)が入線した。

スタートでは連覇のかかった12番ドリームジャーニーが出遅れた以外は揃ったスタート。出遅れ癖が懸念された3番人気ペルーサもスムーズにゲートを決める。序盤は三浦騎手騎乗のトーセンジョーダンがハナを奪い、新コンビ横山典騎手を鞍上に迎えたオウケンブルースリが2番手で追走。以下トゥザグローリー、ヴィクトワールピサ、ペルーサの順で隊列が続き、1番人気ブエナビスタは馬群の中団7番手あたりを進む。レースは1000m通過が1分02秒というスローペース。4コーナーまで大きな動きはなく直線に入るとトーセンジョーダンとヴィクトワールピサが2頭が並んで先頭に踊り出るがヴィクトワールの脚色が勝り抜け出しを図る。トゥザグローリーも追撃を開始し、この2頭の争いになるかと思われたが外めからブエナビスタが猛然と追い上げてくる。2番手トゥザグローリーを交わしヴィクトワールピサにまったく並んだところでゴールイン。写真判定の末、微差で凌ぎ切ったヴィクトワールピサの優勝が決定した。

なお配当は単勝840円、馬連550円、馬単1,640円、3連複11,610円、3連単60,770円。勝ったヴィクトワールピサは父ネオユニヴァース、母ホワイトウォーターアフェアという血統。これでGIは皐月賞に続き、2勝目となった。

 

これでＶピサの年度代表＋最優秀３歳牡馬濃厚だな（^－^）