例のリーマンショック以来、失業による生活苦で悲劇が後を絶えないですね。
些細な盗みも大きなニュースとして取りあげられることも日常茶飯事で悲しい。
某ニュースサイトを見ていると、「派遣切り被害者が生活苦で侵入盗」の事件記事が掲載されていた。
ということで、今回は埼玉県より「派遣切りガイシャ男」の犯行をどうぞ。

埼玉県警浦和署は２００９年１２月２６日、窃盗の現行犯で住所不定・無職の田原靖仁容疑者（２０歳）を逮捕した。

調べでは、田原容疑者は２６日７時４０分頃、埼玉県立浦和高校（さいたま市浦和区領家）に侵入し、部室棟２階にある管理室の冷蔵庫から栄養ドリンク１０本を盗んで飲んだ。

浦和署によると、部活動のために出勤してきた男性教諭（５３歳）が管理室で寝ていた田原容疑者を見つけ、取り押さえた。

田原容疑者は同高の卒業生で、以前はアルバイトなどをしていたが、現在は無職で、ネットカフェなどで生活していたという。犯行時の所持金は約３０円だったらしい。
調べに対し田原容疑者は「生活費がなく、寝る場所がほしかった」と供述しているという。