２０１０年２月宮城県石巻市内の民家で発生した女子高生一家の殺傷事件で、未成年者略取容疑で逮捕された加害少年が、女子高生の家族などを殺傷したとして、警察が２容疑者を再逮捕した模様。

２０１０（平成２２）年２月に石巻市内のＮさん（４６歳）方で、長女Ａさん（２０歳）ら２人が刺殺された事件で、県警は２０１０年３月４日、かつて交際していた次女Ｂさん（１８歳）を連れ去ったとして未成年者略取容疑などで現行犯逮捕した少年Ｘ容疑者（１８歳）と同県東松島市の無職少年Ｙ容疑者（１７歳）を殺人と殺人未遂の疑いで再逮捕した。

逮捕容疑は、２月１０日６時４０分ごろ、南部さん方２階で寝ていた美沙さんと次女の友人で高校３年Ｃさん（１８歳）の腹などを刃物で刺して殺害し、一緒にいた建設作業員の男性・Ｄさん（２０歳）の右胸を刺し重傷を負わせたとしている。
捜査関係者によると、元交際相手の少年は「（美沙さんらに）つかみかかられ、怖くなって刺した」と殺意を否認。無職少年は「元交際相手が３人を刺した。『罪をかぶれ』と言われた」と供述しているという。

捜査本部は、美沙さんの左胸や腹に深い刺し傷が複数あることなどから、元交際相手の少年に明確な殺意があったと判断し、殺人容疑で立件した。無職少年についても事前に計画を知らされ、事件時に逃げ道をふさぐなどしていることから逮捕した。
また、捜査関係者らによると、元交際相手の少年は、寝ていた次女を連れ去ろうとしたが起きなかったため、持っていた刃物で足を切り付けたと供述しているという。次女が悲鳴を上げ、同じ部屋で寝ていた美沙さんと大森さん、建設作業員の男性が目を覚ましたので刺したという。
 

これは死刑確実だね（＞＜）
事件の悪質性や社会的影響などを考慮して、検察側はほぼ間違いなく死刑求刑でしょう。