福山市内で相次いでいる不審火による火災６件のうち２件に関わっていたとして、広島県警は市内出身の無職男性を逮捕した。

県警福山東署は２０９年１月１２日、福山市内でワゴン車を全焼させたとして、同市出身の住所不定・無職・藤井正二容疑者（４６歳）を建造物等以外放火容疑で逮捕した。市内では１１日未明に男性１人が死亡した火事など４件、同日深夜も計２件の不審火が発生。同署は藤井容疑者が１１日深夜の２件について認める供述をしていることを明らかにしたが、同日未明の４件は「東京から帰ってきたばかりで知らない」と関与を否定しているといい、慎重に調べる。

逮捕容疑は、１１日23:１５ごろ、福山市紅葉町の駐車場で、無施錠の商用ワゴン車の中に火をつけ、全焼させた疑い。捜査関係者によると「住むところも金もなく、イライラした思いを発散させようとしてやった」と供述しているという。

調べでは、ワゴン車が焼ける約３０分前に、約７００メートル離れた住宅街でごみ置き場の建築廃材が焼けた。巡回中の署員がワゴン車が焼けた駐車場付近で自転車に乗っていた藤井容疑者を見つけて任意同行したところ、ライターや大量のポケットティッシュなどを所持しており、２件の放火を認めたという。

１１日未明の火事では４棟続きの長屋が全焼し、住民のパート従業員、広本茂さん（６１歳）が遺体で見つかった。この後、約３時間の間に周辺でミニバイクの座席や集会所のコタツなどが焼ける火災など計４件の不審火があった。
 

これも無能政治家や官僚がもたらした不況のなせる悪業か！？