２００８年に千葉県東金市で５歳女児が殺害され遺体が放置された事件の犯人として逮捕された容疑者男性が法廷の場で争われることになりました。

千葉地検は、東金市で市内に住む保育園児の女児（看護師の娘、当時５歳）を殺害し遺体を遺棄したとして、東金市居住の無職・勝木諒容疑者（２２歳）を殺人と死体遺棄および未成年者略取の罪で起訴した。
起訴状によると、勝木容疑者は平成２０年９月２１日１１：４０頃、市内の路上で見かけた被害女児を抱えて自宅へ連れ込み、その後浴槽に沈めて水中で窒息死させて資材置き場付近へ遺体を放置されたとされる。

勝木容疑者の逮捕後に行われた精神鑑定結果を受け、千葉地検は「完全責任如力がある」と判断し、起訴に踏み切った模様。
地検当局によると、勝木容疑者は一貫して起訴事実を認めており、被害女児については「面識はなかった」とコメントしていたらしい。

なお、本事件の被害者遺族は裁判参加の意向を表明しているとのこと。