麻生内閣で国土交通大臣に就任した中山成彬氏が、自らの不適切発言により在任わずか５日目で辞職した。

中山氏は、成田空港の滑走路拡張工事について反対派勢力に対して「ごね得」と発言したり、日教組について「日教組の力が強い地域では学力が低い」「教育の癌」などと発言、さらに日本を「単一民族」と発言するなど、問題発言を連発していたらしい。一部は撤回したが、「教育の癌」呼ばわりした日教組批判については撤回しなかった。

後任の国交相には、元行政改革大臣・金子一義氏（自民・古賀派、衆議院・岐阜４区）が就任する。

連立与党の対抗勢力（民主党・共産党など）の反発は必至で、近々予定されている解散総選挙にも影響しそう。