読売新聞朝刊で連載チュウの「ポケモンといっしょにおぼえよう！　ことわざ大百科」は、第２０週目のラスト（通算第１１６回目）です。

８月１日付のことわざは「木に縁って魚を求む」、登場ポケモンは「サンダー」でした。登場面は２０面（くらし）。（大阪本社管区・広島県東部版の場合）

この諺は「木に登って魚を探すように、間違った方法・手段で何かを得ようとしても無駄である」ことを意味している。また、「実現できない望みを持つ」ことも意味しているそうです。

今回登場の「サンダー」は、名前（＝稲妻）通り電気を操る力を持っている。普段は雷雲の中で暮らしており、ゲットしたいなら雷雲を探さないと駄目。

現実社会でよくある話ですが、“金がないので「今すぐ欲しい」”からといって、カツアゲ（恐喝）やひったくりなどの犯罪行為で得ようとしても結局無駄なこと。
がんじがらめの“校則・就業規則”や“既成概念”という枠に入れなかったニートや、バブル崩壊以降（リーマンショックの煽りなど）により失職した失業者などへの生活援助・社会復帰支援制度が貧弱なために、結果的に「実質ニート状態」が続いた挙句、結局不正な手段に頼ってしまう人が後を絶えないように感じます。

政治で「実現できない望み」とは、政党がマニフェスト（政権公約）で“高き理想”を掲げても、反対派勢力に押されて結果的に『実現できなかった』というケースが近いかな。
北朝鮮の「“名ばかり”民主主義」やミャンマー軍事勢力による「独裁政権」の解消は、現状では「実現できない望み」なのかな？？

最終月に突入の「ことわざ大百科」第２１週目は、通常通り月曜スタートです。
それでは、来週もよろしくお願いしますm(__)m