読売新聞朝刊で連載チュウの「ポケモンといっしょにおぼえよう！　ことわざ大百科」通算第１２３回目です。

８月１０日付のことわざは「捨てる神あれば拾う神あり」、登場ポケモンは「ヒコザル」でした。登場面は２面（総合）。（大阪本社管区・広島県東部版の場合）

この諺は「世の中はうまくできていて、誰かに見捨てられても助けてくれる人がいるから、くよくよする事はない」ということを表しているそうです。

今回登場の「ヒコザル」は、炎タイプのこざるポケモンで、身軽さが身上。尻部分にある炎は雨に濡れても消えないそうだ。
サトシの手持ちポケモンであるヒコザルは、以前の持ち主だったシンジに見捨てられてしまったが、サトシに拾われたといういきさつがある。

最近は、この諺通りにうまくいかないように感じます。
世界同時不況の影響で１度“捨てられた”人を拾ってくれるような人なんて、不安定な経済情勢のため拾う余裕がない所が多いのが現状。特に、低学歴・無資格・性的障害（幼児性愛・女装・少女趣味など）・エセショー（障害者認定の範疇に入らない些細な精神・神経系などの障害を持った人）などの社会的弱者の人たちは、希望する業種・職種の仕事が簡単に見つかることは絶望的でしょう。
私も、某派遣会社の不祥事によって廃業した煽りで実質的に“捨てられた”状態で、再就職もいわゆる“社会的弱者”の条件に当てはまっているため、なかなか決まらないのだと思っています。