大相撲力士の大麻事件で、注目の処分が２００９年２月２日に日本相撲協会より発表された。

先日の大麻事件で逮捕された大相撲の十両･若麒麟真一（本名・鈴川真一）容疑者（２５歳）に対し、日本相撲協会の理事会は２月２日、解雇処分を決めた。
理事会決議としては最も重い処分だが、退職金を支給しない「除名」という選択肢は見送られた。この問題で、一部識者からは「（解雇は）甘すぎる。除名が妥当」との指摘も出ているそうだ。

過去の不祥事で「除名」の前例がないことや、外国人力士による同様の事件でも、処分が「解雇」止まりであり「除名」処分は不公平だという意見も踏まえて（？？）今回の処分となった模様。

若麒麟の「解雇」は、厳罰と最大限の「温情」を折半した結果かも。若麒麟は退職金がもらえるということで当面「金欠ホームレス」にならずに済んで、「除名後強盗や無銭飲食で逮捕」の可能性が低くなったな。