あの日本人選手が、世界陸上でついに快挙達成♪

陸上の世界選手権第３日は、２０１１年８月２９日に韓国・大邱市で行われ、男子ハンマー投げ決勝で室伏広治（ミズノ）が８１メートル２４で優勝し、金メダルを獲得した。日本勢の優勝は１９９７年大会女子マラソンの鈴木博美以来４人目、男子は１９９１年大会マラソンの谷口浩美以来２人目で、マラソン以外は初。室伏のメダルは２００１年の銀、２００３年の銅に続き３個目となった。

室伏は１投目に今季自己最高の７９メートル７２を投げ、２投目で８１メートル０３に伸ばし、３投目は８１メートル２４。５投目でも８１メートル２４をマークした。この優勝でロンドン五輪代表に決まった。

女子１００メートル準決勝の福島千里（北海道ハイテクＡＣ）は３組８着で敗退した。カーメリタ・ジーター（米国）が優勝。男子４００メートル準決勝の金丸祐三（大塚製薬）は１組６着で決勝に進めず、義足のオスカー・ピストリウス（南アフリカ）も敗退。同棒高跳び決勝で沢野大地（千葉陸協）は５メートル６５で１４位だった。同１１０メートル障害はダイロン・ロブレス（キューバ）がレース後に失格となり、ジェーソン・リチャードソン（米国）が１位、劉翔（中国）は２位。

男子４００メートル障害予選は岸本鷹幸（法大）が準決勝に進み、安部孝駿（中京大）と今関雄太（チームアイマ）は落選。女子４００メートル障害予選の久保倉里美（新潟アルビレックス）は準決勝進出。