２００８年夏公開のアニメ映画で注目されている観光地が乱開発計画にさらされ景観破壊の危機に直面している。

スタジオジブリの劇場版アニメーション「崖の上のポニョ」の舞台となった町のモデルとなった、福山市の景勝地・鞆の浦が景観破壊の危機に立たされている。
市当局や大多数の議員らは交通混雑解消を目的に「埋め立て架橋計画」を推進しているが、反対派の抗議によって頓挫している。

福山市鞆町の「鞆の浦」には、歴史的価値のある港湾施設などがあり、世界遺産候補にも挙げられるほどだ。
２００８年７月の福山市長選では計画推進派の羽田氏が当選したが、有権者の関心は低かったらしい。
さらに広島県知事・藤田雄山氏も羽田氏が当選したことを受けて「埋め立て・架橋計画」を推進しているようだ。

国土交通大臣も「埋め立て架橋計画」の反対派を支持しており、
それを受けたイコモス（国際記念物遺跡会議）のメンバーは、「埋め立て架橋計画は、鞆の浦に不可欠な価値を破壊するもので実施すべきではない」と表明。また、映画監督・大林宣彦氏も計画反対派を支持しているそうだ。

もし「埋め立て架橋計画」がこのまま強行された場合、こんな悲惨な事態が予想されると思われる。

景観破壊・環境破壊でイメージ悪化し「こんな筈じゃなかったのに」と嘆く→市政混乱で羽田皓市長＆藤田雄山知事リコール運動勃発→マキモトミキオの二の舞（爆）→羽田皓市長＆藤田雄山知事を標的にした「平成１９年長崎式政治テロ」もどきの事件発生でますます泥沼化

・・・といった感じで観光地としての価値が低下する危険性が高い。

 

私も「埋め立て架橋計画」は反対だと思います。賛成派が理由にしている「渋滞緩和目的」なら他の案でも可能なためです。

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