東京都千代田区内の公園で、近隣のコンビニエンスストアから紙パックで持ち込んだ熱湯を、暮らしていたホームレス男性・Ｘさん（６７歳）に対して浴びせて重傷を負わせたとして、２０１０年１０月に傷害容疑で逮捕された千葉県浦安市居住の中学３年男子生徒・Ａ容疑者（１４歳）。
虐待被害や問題行為、県外校への通学など、Ａ容疑者が事件を起こした背景に何があったのか？？

報道によると、Ａ容疑者は逮捕当時住民登録地が東京都から江戸川（千葉県境）を越えた浦安市にも関わらず、通学先が事件現場付近の千代田区の公立中学校へと、実質的な“越境通学”をしていたという。
通常なら、中学以下の公立校通学は同一市区町村内もしくは公立学校組合加入地域範囲内のはずですが、Ａ容疑者の場合は千葉県内他自治体で受け入れてもらえず、江戸川を超えた近隣自治体（江戸川区・江東区・葛飾区）も超えたさらに先の千代田区立だった。
いかにＡ容疑者の置かれた状況が特殊だったことが窺えそう。
また可能性としては、Ａ容疑者が地元（浦安以外に、市川・船橋・習志野・千葉・市原・野田・柏・松戸・流山の他、東京都側の江戸川・葛飾・江東・足立まで広まっている可能性も）では相当な不良（いじめ加害や万引き・カツアゲなどの常習犯！？）として有名で、不祥事を起こす度に新たな受け入れ先が難航、結局事件当時は千代田区が受け入れていた形だ。

Ａ容疑者が特別支援学級（以下、特支級）や特別支援学校（以下、特支校）へ在籍していたかどうかですが、報道では在籍クラスについては言及していなかったので、普通学級に在籍していたものと仮定した場合です。
Ａ容疑者やその家族の偏見的な理由で特支級・特支校入りを拒否して“敢えて普通学級を選択”したのか或いは基準を満たしていないことを理由に特支級・特支校入りを拒否されて“仕方なく普通学級入りした”かは不明なようです。

それにしても逮捕後のＡ容疑者の供述は、まさに社会的弱者を逆撫でするような“大暴言”だ。
「ホームレスに悪いイメージがあり、嫌いだった。男性（Ｘさん）のリアクションが大きくて面白かった」
「やり過ぎた。石を投げるくらいにしておけば、よかった」
Ａ容疑者のあのような供述は、善悪の判断能力が著しく欠如していることの表れだろう。潜在的もしくはすでに顕在的にＬＤ（学習障害）や、ＡＤＨＤ（注意・多動性障害）など、いわゆる「広範性発達傷害」を発症していた可能性が考えられます。或いは、親や同居人（特に男性）から執拗に虐待を繰り返し受けて「慢性人格障害」となった影響で罪悪感が乏しい状態にあったと思われます。
詳細は、血税豆乳してでも精神鑑定をしないと正式な状況は分かりませんが。

Ａ容疑者の精神罹患（発達傷害・人格障害など）お構いなしに、東京地検＆東京家裁は、事件の悪質性や影響力などを根拠に「起訴相当」として、Ａ容疑者を正式に“犯罪者”として裁き（地裁受け持ちの一般刑事事件裁判か家裁受け持ちの少年審判のどちらになるかは別として）にかけて見せしめとして厳罰を科そうと目論んでいるという噂もちらほら出ているらしい。

一方浦安市や県内各市町村の学校は、Ａ容疑者が不祥事を起こす度に“追放処分”を突きつけて根本的か解決を後回しにするような対応を繰り返したのでしょうか？
浦安市教委や県内各市町村（特に周辺の市川市や船橋市）教委は、こぞって関係者曰く「こんな香具師牛～～～～～お手上げ」といった感じでさじを投げたかの如くこの問題児（Ａ容疑者）の受け入れを拒否、仕方なくＡ容疑者の家族が江戸川を越えた東京都へ乗り込んで受け入れ先を探していた過程で千代田区に決まったとみられます。

どっちみち千葉県や県内各市町村の教育委員会や教職員がいかに“無能な高給取り”の集団であることを露呈しているようなものだ（爆）

学校週５日制や“ゆとり教育”の影響で道徳の授業で思いやりを育む教育を全児童・生徒へ十分周知できない挙句、結果的に隣接都道府県（東京都）の自治体まで巻き込む事態に発展させた、千葉県教委と各市町村教委の教育長および教育委員会関係者、千葉県知事や浦安市長などの県下各市町村長の失態劇に対する責任が議会などで追及されるのは必至である。