お隣・韓国から衝撃が伝わって来た模様です。
大韓民国第１６代大統領・盧武鉉（ノ・ムヒョン）氏（６２歳）が亡くなりました。

２００９年５月２３日朝、韓国南部・慶尚南道（キョンサンナムド）金海（キメ）市の自宅近くで登山中に山道の崖から転落し、釜山市近郊の大学病院に運ばれたが、９：３０頃（日本時間同）、死亡が確認された。
現場付近から遺書が見つかり、当局では盧氏は自殺したものとみている。

盧氏は、不正資金提供疑惑の渦中にあり、家族あて短い遺書を残していた模様。
ニュースによると、盧前大統領の有力後援者だった靴製造メーカー会長の朴淵次被告が、盧氏が大統領在任中の０７～０８年、盧氏の家族に計６００万ドルの不正資金を渡したとされる疑惑。検察当局は今年４月、夫人や長男から事情聴取。同３０日には盧前大統領の事情聴取に踏み切った。盧前大統領は、夫人が１００万ドルを受け取ったことを認めたが、「任期終了後に受け取りを知った」とわいろ性は否定していた。

また、韓国法務省は同日声明を発表し、前大統領死亡により有力支持者から前大統領の家族や関係者が６００万ドル（約５億７０００万円）の資金を受け取ったとされる収賄事件の捜査を、終了することになるだろうとの立場を明らかにした。こうした事態によって韓国内政や南北関係にも大きな混乱や影響が出るのは避けられない情勢だ。

果たして、日韓外交への影響はどうなるのか？？
また、ウォン相場（対円・米ドル・ユーロ・ポンドなど）や韓国を中心とした株式市場への影響も気になります。