条約を一方的に破棄してミサイル発射騒動を起こすなど何かと問題を起こすあの北朝鮮ですが、ごく一部の人はたくさん稼いでいるようです。

２００９年４月２０日付の韓国・聯合ニュースによると、中華人民共和国遼寧省瀋陽市の韓国人街ではウォン安の影響を受け中国在住韓国人の消費が落ち込むなか、北朝鮮ビジネスマンが新たなお得意様として浮上しているという。４月２１日、環球時報が伝えた。

経済危機・ウォン安の影響は中国の韓国人街を直撃している。韓国人のビジネスマや留学生らの中には帰国するものが続出している。そうした中、新たなお得意様として浮上しているのが北朝鮮ビジネスマンだという。
瀋陽市のとある韓国家具店によると、２万元（約２９万円）もする家具をぽんと現金払いで買っていった。またある化粧品店経営者は「値段交渉を考えて高めの値付けをしているのに、気にする様子もなく言い値で買っていく」と驚いていた。

国家経済が破綻の危機にあるとまで囁かれる、朝鮮民主主義人民共和国の商社マンが、なぜこれほどお金持ちなのか？
事情に詳しい筋によると、「瀋陽に駐在している北朝鮮の人員は、鉱物資源の販売権、輸入商品の購入権を保有している」とのこと。中国との交易であげた莫大な利益がポケットに入っているおかげで、自然と金払いも良くなるようだ。

北朝鮮で金持ち人間は政府側近やビジネスマン以外だと、五輪やその他国際大会で優勝すると特別ボーナスを貰えた上ＶＩＰ待遇してもらえるスポーツ選手くらいか（爆）
その一方で、多くの庶民が著しい貧困のため脱北を試みて失敗し強制送還されるケースもあり、貧富の格差が相変わらず（＾＾；