２００８年３月～２００９年３月にかけて、少年院の刑務官が収容少年を暴行しタイーホされたという不祥事が発覚しました。大痛（＞＜）

広島少年院（広島県東広島市へ収容された触法少年に対して度を越した暴行をしたとして広島地検は２００９年６月９日、広島少年院配属の法務教官を特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕したと発表した。
逮捕されたのは、いずれも広島市中区居住の広島少年院法務教官・田原克剛（４３歳）、松本大輔（２９歳）、野畑勝也（３２歳）、菅原陽（２６歳）の４容疑者。

調べによると、４容疑者は２００８年３月～２００９年３月にかけて、当時１６～１７歳の収容触法少年計４名に対し、それぞれ殴ったり蹴ったり首を絞めたりするなどの暴行を加えた疑い。
また、容疑者の中には収容触法少年に対し紙おむつをはくように強要し、拒まれると顔を殴った上にズボンにシャワーの水をかけてオムツを着用させた他、別の収容触法少年に対してはトイレに行かせず失禁させたらしい。

４容疑者ともに逮捕容疑について「間違いありません」と容疑を認めている模様。
法務教官が特別公務員暴行陵虐容疑で逮捕されるのは異例だそうだ。

所轄の法務省広島矯正管区が、６月９日に特別公務員暴行陵虐容疑で地検へ刑事告発した。地検は「規律維持のためとみる事は到底できず、矯正教育としてはあり得ない」として４容疑者を逮捕すべきと判断した模様。
地検では、院内での暴行が常態化していたとみて、関係者からさらに事情を聴取する方針。

事件は、２００９年４月に収容触法少年のうちの１名が教官に暴行の事実を伝えたことで発覚したらしい。
広島矯正管区の調査で、収容触法少年のうちの半数にあたる約５０名に対し合計約１００回の暴行を加えていたことが判明。
当局では、収容触法少年への暴行についてさらに数名が犯行に関わっていた可能性があるとみて調べている。

ところで、本事件で先に逮捕された４名についての処分はまだ出ていないのか？発覚直後即懲戒免職でも構わないと思います。万引きならともかく、重大犯罪について犯行職員への処分の認識が甘いか！？しかも対応が遅い（＞＜）
先日「裁判員制度」が始まりましたが、供述から起訴は確実だろうと思われるので、裁判員制度による裁判になるかどうかはこの事件が適用範囲かどうかでしょう。個人的には社会通念上“適用範囲”に入れるべきと思います。
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