今年も東京都と神奈川県では２月１日に「中学校入試」が解禁するようですが、今年は日曜日と重なる関係で有名校・難関校が日程変更するところもあり、合格ラインが通常より高くなるなど受験生にも影響しているらしい。俗に「サンデーショック」などと呼ばれる、数年に１度訪れる現象だ。

事の発端は、キリスト教の一部宗派（プロテスタント系）が設置した私立学校にあり、この宗派では日曜日の礼拝を欠かさないため、プロテスタント系学校法人の各校は混乱を避けるため入試日を変更する必要がある。

通常年は、「女子御三家」と呼ばれる桜蔭（文京区）と女子学院・雙葉（ともに千代田区）の他、学習院女子（新宿区）などの難関校が２月１日に試験を行うが、今年は女子学院の他、東洋英和女子学院（港区）やフェリス女学院（横浜市）が翌日の２日に入試日を設定してきた。
その影響で一部の学校は逆に１日へ変更する所もある。フェリス女学院の併願校となっている鎌倉女学院（鎌倉市）と湘南白百合学園（藤沢市）はフェリスが２日に入試を行う関係であえて１日に入試日を移動することになった。

前回の「サンデーショック」イヤーだった２００４年は、女子御三家が軒並み前年比約１．４～１．５倍の志願者が殺到した。この影響でもともと２日に入試を行った白百合学園（千代田区）や光塩（杉並区）は志願者が減少した。

教育熱心な家庭では、この「サンデーショック」の年と自分の子供の受験が重なると志望校選びに頭を悩ませるケースも多いと思われます。また、進学塾や入試担当の方も「志願者の動向を読みにくい」と言われているみたいです。

ボンビーな家庭だった私は私学の受験と縁がなかったので、ある意味羨ましく感じています。
あえて受けるならかわいい制服で自由な校風（校則が緩い）の学校♪（爆）

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