読売新聞朝刊で連載チュウの「ポケモンといっしょにおぼえよう！　熟語大辞典」通算第１１９回目です。

６月１５日付の熟語は「錯覚」、登場ポケモンは「ゾロア」でした。登場面は２９面（ＮＩＥ特集）の左隅。ゾロアは、「家読」（うちどく）などの付近でハケーン♪（広島県東部・大阪本社管区１３版の場合）

この熟語は「事実と異なるように見えたり聞こえたりすることや、間違って思い込むこと、もしくは思い違いや勘違い」を意味しているそうです。

今回登場の「ゾロア」は、わるぎつねポケモン。メタモンのように色々なものに化けるのが得意。
ゾロアの変身のメカニズムはまだ謎が多いらしい。

この日の記事では、出版文化産業振興財団による中学生・高校生への実態調査の結果が発表されていた。
それによると、「１ヶ月に読む本の数」は８割以上が「１冊以上読んでいる」と回答。
一方「本好きになったきっかけ」は、「たまたま読んだ本が面白かった」と回答した人がダントツ（５９．８％）だった。「他の人に薦められた本が面白かった」（友人、家族、先生、有名人など）と回答したのは、それぞれ（２３．０％、１６．１％、７．１％、３．０％）だった。
大事な時期に「運命の１冊」と出会えるかどうかが“本好き”になれるかどうかの分かれ道らしい。
なお、「携帯電話の小説ホームページを読んだことがあるか」については、「読んだことがない」人が約６割と、電子機器が普及している割に「読んでいる」人（「よく」＋「たまに」で計１８．９％）が意外と少ない結果だった。