２０１１（平成２３）年２月にインターネット界を騒がせた「新宿無差別殺害予告」事件は、今週末（２月１２日付）に犯人逮捕の一報が入った。

 

インターネット掲示板にＪＲ新宿駅前で通り魔事件を起こすと書き込んだとして、警視庁捜査１課は２０１１年２月１２日、横浜市の中学３年の男子生徒・Ａ容疑者（１５歳）を威力業務妨害容疑で逮捕したと発表した。
Ａ容疑者は「１人でやった。どれぐらい騒ぎになるのか見てみたかった」と容疑を認めているという。「予告」を受け、警視庁は約８０人態勢で警戒。ネットなどで知った約５００人のやじ馬が集まったが、大きな混乱はなかった。

逮捕容疑は、２月６日夕、携帯型ゲーム機「ニンテンドーＤＳｉ」を使い、インターネット掲示板に「２月１１日午後２１時（午後９時（＝２４時間制の２１時）の誤用！？）ぴったりに新宿駅ハイウェイバスの入り口あたりで通り魔を起こす。死にたくない人はゲームに参加しないことだな！！」などの文書を投稿し、バス会社や警察などに対応を強いたとしている。

捜査１課は、ＩＰアドレスからゲーム機を特定。１１日１６時３０分ごろ、川崎市内の電器店内で自分のゲーム機でネットに接続している少年を発見したという。少年は大阪行き深夜バスのチケットを持っており、騒ぎを見た後に大阪に逃げようとした可能性があるという。

書き込みでは、３人で事件を起こすとしたうえで、「１人は車で通行人に突っ込み、残りの２人はナイフで通行人を殺す」とも記していた。２００８年に起きた秋葉原無差別殺傷事件を意識してあおった可能性もあるという。

また警察当局は、１月１７日の予告についても今後調べる方針。
 

水際での“犯人逮捕”は、ＫＣ庁捜査関係者の努力の賜物です。今回の予告で「殺傷被害者」が出なかったのは幸いでした。
本当に３人ならば、あとの２人はどこだ！？
それとも、孤独だからハッタリかましただけか（爆）