２００９年７月２２日は、日本国内で「皆既日食」が観測できるようです。
日本の陸地での観測は約４６年振りらしいですが、そのときはＴＶがあっても白黒のアナログ放送で音声はモノラルの機種がまだ主役を張っていた頃で、中にはＴＶすらない家庭もあったらしい。写真も白黒銀縁フィルムが主流だったと思われます。
現在では、その当事よりははるかに技術が進歩して、地上波以外にもインターネットや衛星電波を使ってデジタル放送の高画質カラー映像とステレオ音声で楽しめるし、写真もデジタルカメラが当たり前の時代で銀縁もカラーフィルムです。
そんな“デジタル時代”の皆既日食の思い出作りはいかがですか？

７月２２日に迫ってきた天文ショー「皆既日食」。皆既日食が観測できるのは奄美大島やトカラ列島など限られた地域ですが、部分日食であれば日本全国で観察が可能です。
また、皆既日食が観測できる場所にカメラを設置して、インターネット経由で中継できるようにしているサイトがあるようです。

その日食を正しい方法で観察しないと、最悪の場合失明する危険性があるとして、国立天文台が「やってはいけないこと」をまとめ、注意を呼びかけています。

＞＞日食を観察する方法＠国立天文台

太陽は非常に明るく、光や熱が強いため、誤った方法で日食を観察すると網膜が焼けてしまう可能性があるとのこと。肉眼はもちろんのこと、あまりまぶしく感じることのないサングラスやゴーグル、黒い下敷きのほか、すすをつけたガラス板も危険とされています。
直接日食を観察するには、専用の日食グラスや遮光板を使い、長時間連続しての観察は続けないようにと呼びかけています。
また、安全な観察方法として、ピンホールカメラの原理を使って小さな穴から通った太陽の光が欠けた太陽の形になっているのを見る方法、大きな箱を使って投影した太陽の光を見る方法、木漏れ日や手鏡を使う方法も紹介されています。
正しい観察方法を今のうちから理解しておいて、神秘的な日食を楽しみましょう。

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ちなみに、今回の機会を逃したら次回の日本での観測機会は２０３５年になる見込み。

皆さんの理想的な観測スタイルはどれでしょうか？
私は極貧で現地へ行かれる可能性は絶望的な状況なので、とりあえず近場で部分日食かも（＾＾；
あとは台風や雨雲、ゲリラ豪雨が出ないことを祈っています。