今年のセンバツで準優勝した東北地方の学校が夏の選手権地区大会を制しました。
もちろんあの“三陸のドクターＫ”を擁して。

第９１回全国高等学校野球選手権・岩手大会の決勝は７月２４日に岩手県営球場で行われ、花巻東高校ＶＳ盛岡第一高校の対戦となった。

花巻東は、今大会注目の菊池雄星投手（３年）が先発。決勝も日米プロ７球団のスカウトが菊池雄の投げっぷりを見守った。

３回まで両チーム無得点で進み、盛岡一が４回に花巻東の守備の乱れに絡んで１点を先制。１点を追う花巻東は７回、無死２・３塁の場面で菊池雄自らのスクイズで同点。さらに、１塁へのヘッドスライディングが相手の失策を誘って、後続の柏葉がセンター前への安打を放ち２塁走者の菊池雄が本塁へ生還し勝ち越しに成功。そのまま逃げ切って同一年春夏連続で夏は２年ぶり５度目の甲子園出場を決めた。
花巻東・菊池雄はこの日最高球速１５０ｋｍ／ｈをマークし５回以降盛岡一打線をパーフェクトに抑え、計１３個の三振を奪い完投。

今秋のドラフトで目玉選手の１人だろうし、夏の甲子園でもぜひ活躍してほしい選手。
ファンの話題はこの投手がおそらく１番高いでしょう。