２００１年９月に発生した「米ニューヨーク同時多発テロ事件」の首謀者とされ、米国当局が行方を追っていたイスラム原理主義の国際テロ組織「アル・カーイダ」の指導者・ビンラーディンがついに倒れた。

ホワイトハウス作戦司令室で　　ジェロニモ作戦　米軍が２０１１年５月１日にパキスタンで実行した国際テロ組織アルカイダの首謀者、ウサマ・ビンラディン容疑者（５４歳）殺害作戦の一部始終をオバマ大統領（４９歳）ら政府首脳が、首都ワシントンのホワイトハウスで見守っていたことが分かった。３日までに複数の米メディアが伝えた。捜査当局はビンラディンの殺害＆身柄確保作戦を「Ｇｅｒｏｎｉｍｏ（ジェロニモ）作戦」と命名し、胸に１発、頭部に１発を命中させ、即死状態だったことも判明した。
　「Ｗｅ　ｇｏｔ　ｈｉｍ（仕留めた）」。ビンラディンの殺害を見届けたオバマ大統領はそうつぶやいた。

ＣＮＮなど米主要メディアによると、ホワイトハウスのシチュエーションルーム（作戦司令室）で銃撃戦を見守ったのは、オバマ大統領、ヒラリー国務長官（６３歳）ら。ブレナン米大統領補佐官（テロ対策担当）は「数分が何日にも感じられた。大統領は隊員たちが安全かどうかに、最も関心を抱いていた」と話した。

１日昼頃。作戦にかかわったメンバーが話し合いを終えた後、オバマ大統領がゴルフを切り上げ、午後２時頃に入室。作戦開始から標的の発見、遺体の回収までリアルタイムで進行状況を見守ったという。この作戦は「Ｇｅｒｏｎｉｍｏ（ジェロニモ）Ｅ　ＫＩＡ」と命名。ジェロニモはアメリカ先住民・アパッチ族の指導者でビンラディンを指し、Ｅは敵（ＥＮＥＭＹ）、ＫＩＡはＫＩＬＬＥＤ　ＩＮ　ＡＣＴＩＯＮ（戦死者）を表す。
米海軍特殊部隊ＳＥＡＬＳ（シールズ）は２組１２人に分かれ、準備を進めた。情報収集部隊も集まり、約１５人で現地に向かった。大統領は爆撃では遺体の確認ができないとして、銃撃戦による身柄確保や殺害に同意し、ＣＩＡの分析では、ビンラディンが隠れ家にいる可能性を６０～８０％と分析していた。

パキスタン首都のイスラマバード北約６０キロにあるアボタバードの隠れ家に到着すると、激しい銃撃戦に。ＳＥＡＬＳは強襲用ヘリコプターのブラックホークで住居に接近したが、うち１機はエンジンが故障するトラブルが発生した。寝室にいたビンラディンの胸部に１発、頭部に１発の計２発を撃ち込み、部屋には血が飛び散った。「ジェロニモが殺害された」。作戦が完遂されると、司令室には、安堵（あんど）のため息が漏れたという。

怖いのは日本への飛び火。
いわゆる“親米国家”の代表的な国だから（爆）

夏コミ期間のお台場・有明界隈＆秋葉原などを行き交う群衆とか、羽田＆成田＆関空＆セントレア＆東京駅あたりの旅客を狙ったテロが起きる可能性もありそう。