最近は世界同時不況などで収入激減しているらしいですね。金に困った人たちによる振り込め詐欺など色々犯罪が沸いて出てきていますが、今度は滋賀県で新たな手法の詐欺事件が発生しました。
交通違反の取締りを装ったボッタクリらしいです。

２００９年７月２５日１５：００頃、蒲生郡竜王町薬師の県道で湖南市内居住の女性会社員・Ａさん（仮称、２８歳）が運転中に携帯電話で通話していたところ、白いヘルメットに水色シャツ・紺色のベストと“白バイ隊員風の警察官”に扮した３０代くらいの男性（以下・Ｂ容疑者、同、年齢不詳）に呼び止められ、停車後Ｂ容疑者は「携帯電話をしていましたね。違反です」とＡさんに話しかけ、免許証の提示を求また上で、黒いバインダーに挟んだ白い紙にＡさんの住所や名前を記入。
その後Ｂ容疑者は、Ａさんに対し「携帯電話の違反は罰金２万円です。現金で支払ってください」などと求めた。
ＡさんはＢ容疑者を本物と思ってその場で支払ったが、後に不審と感じて友人に相談。偽者に騙されたことに気付き２６日までに滋賀県警近江八幡署へ被害届を出した。
近江八幡署では、詐欺事件として捜査を進めている。

警察関係者によると、「交通違反の罰金や反則金の支払いは、通常金融機関から振り込む方法を執っており、警察官がその場で現金で支払うように求めることはない」と注意を呼びかけている。
Ａさんはこれまで交通違反の罰金・反則金を支払った経験がなかったらしい。

ちなみに、車両運転中の“携帯電話使用”違反の反則金は６０００円で、この偽警察官は「規定の３倍以上の“罰金”をボッタクリ」の悪行だ。
さらに、その警察官が“偽者”だったため、個人情報が悪用される可能性が高く、振り込め詐欺文書（虚偽の請求書・督促通告など）の送付や詐取金受入目的口座の開設など犯罪による２次被害も心配だ。
滋賀県警は、罰金ボッタクリの“本犯”と個人情報横流し＆振り込め詐欺の“副犯”を全員まとめてさっさとタイーホして呉（＞＜）