牝馬路線にウオッカやエアグルーヴに匹敵する名牝がまた誕生しました。
もしかしたら伝説になるかもしれません。

日本中央競馬会（ＪＲＡ）の３歳牝馬限定３冠レース第２弾・第７０回優駿牝馬（オークス・ＪｐｎⅠ）が、２００９年５月２４日に東京競馬場で行われ、単勝式で圧倒的な１番人気に支持された桜花賞馬・ブエナビスタ号（騎手：安藤勝己）が、桜花賞２着のレッドディザイア号（同：四位洋文）をゴール前でかわし２冠を達成した。
３着には桜花賞３着のジェルミラル号（同：福永祐一）が入った。

ＴＲ組では、スイートピーＳ１着のブロードストリート号が４着、フローラＳ１着のディアジーナ号が５着。
また、芸能人が名付け親となったことで有名なハシッテホシーノ号は８着だった。

日本中央競馬会（ＪＲＡ）の平成２１年春季ＧⅠシリーズ第８弾「第４回ヴィクトリアマイル」（４歳以上牝・芝１６００ｍ）は、２００９年５月１７日に東京都府中市のＪＲＡ東京競馬場で行われ、単勝式１番人気で武豊騎手騎乗のウオッカ号（５歳）が人気に応え優勝した。

横綱相撲で圧勝したウオッカの次走は前年優勝している安田記念の予定。

武豊騎手は今期のＧⅠ級レース初勝利で、１９８８年から２２年連続でＧⅠ級レース制覇を決めた。

今週は、春の女王決定戦・第４回ヴィクトリアマイル（ＧⅠ）です。
その他東京では土曜に第５４回京王杯スプリングカップ（ＧⅡ）が、京都では土曜に第１１回京都ハイジャンプ（Ｊ・ＧⅡ）が行われる予定です。
また、春の新潟開催は第３週が行われる予定です。

ヴィクトリアマイルの予想は「かしこの競馬予想にゅ～」をご覧ください。

今週は古馬最強決定戦「天皇賞・春」が日曜の京都で開催予定です。
東京ではダービーＴＲ「青葉賞」が行われる予定です。また、今週から春の新潟競馬が開幕です。

天皇賞の予想は「かしこの競馬予想にゅ～」をご覧ください。（リンクは左メニューにあります）

代役・川田が大仕事♪

ＪＲＡの古馬ダート重賞・第１４回アンタレスＳ（ＧIII・ダ1800ｍ）は、２００９年４月２６日に京都競馬場で行われ、単勝式２番人気に支持された川田将雅騎手騎乗のウォータクティクス号（牡４、栗東・池江寿）が、ダートは無傷の６連勝で重賞初制覇を飾った。

レースはウォータクティクスが1000ｍ通過５９秒台とハイラップで逃げを打ち、４角で一度後続を引き付けると、直線に入ってから再び後続を突き放しそのまま逃げ切り勝ち。勝ち時計の１分４７秒８は、従来のタイムを０秒６更新するレコードタイムとなった。

際どい勝負となった２、３着争いは、１番人気のワンダースピードがハナ差凌ぎ切り、追い込んできた伏兵ボランタスが惜しくも３着。配当は馬連730円、馬単1,630円、３連複12,420円、３連単は51,740円と３着に１１番人気のボランタスが入線したということで、３連複、３連単は高配当となった。

２００９年の中山・阪神春季連続開催は今週でフィナーレ。
中山では土曜にグランドジャンプ（Ｊ・ＧⅠ）＆日曜の皐月賞（ＪｐｎⅠ）。阪神は土曜にマイラーズカップ（ＧⅡ）が行われる予定です。
同時開催の第１回福島競馬は春季シリーズ第２週です。

グランドＪ＆皐月賞の予想は「かしこの競馬予想にゅ～」にＵＰしております。

今週は桜花賞ウィーク♪

メインの桜花賞（ＪｐｎⅠ・芝１６００ｍ）は日曜１０Ｒとなっております。
土曜は，阪神で阪神牝馬Ｓ（ＧⅡ・芝１４００ｍ）中山ではニュージーランドトロフィー（ＧⅡ・芝１６００ｍ）が行われます。
また、春の福島開催が今週から始まります。

桜花賞の予想は「かしこの競馬予想にゅ～」へＵＰしております。

２００９年４月３に逝去した蛯名信広調教師の管理馬について、４月４日付で鹿戸雄一調教師への臨時貸付の措置が行われましたので、転厩対象となった競走馬を一覧にしております。
★印はせん馬

＞＞出典

 

２歳牡せん

登録なし

 

２歳牝

ヨシノピュア

 

３歳牡せん

ウインクドン
ガッツアップ
キングオーシャン
キングスウィープ
サンマルヘイロー
スーパーシズクン
センノバルダー
ニュートン
プラチナタイム
ミヤコノモノガタリ

 

３歳牝

ウインクワン
ジョテイ
プリズムドウル
ユングフラウヨシコ

 

４歳以上牡せん

登録なし

 

４歳以上牝

ウインク（4歳）
バーニングラブ（5歳）
ユーピロンユー（4歳）

 

JRA,訃報,調教師,転厩,死亡,蛯名信広,鹿戸雄一

ＪＲＡで最近現役調教師の訃報が相次ぎますが、今度は美浦トレセンの調教師が稽古中に突然暴れた競走馬に蹴られて死亡するという痛ましい事故がありました。

２００９年４月３日６：３５頃、茨城県美浦村の日本中央競馬会美浦トレーニングセンターで、同会調教師・蛯名信広さん（５６歳）が、管理競走馬Ａ号（仮称・牡３）の障害練習をさせていたところ、この馬が突然暴れだして後ずさりした。その際、蛯名さんは胸部をＡ号の後脚で蹴られて、約５分後に出動要請を受けた時には心肺停止の状態に陥った。
蛯名さんは村内の美浦中央病院緊急搬送されたが、意識が回復することなく９：５０頃に死亡が確認された。死因は右胸部打撲による心配停止（急性心不全？）とみられる。

亡くなった蛯名信広調教師は騎手候補生を経て１９７４年３月に騎手デビューし、１９９３年に騎手を引退するまでに通算２８４勝（重賞６勝）を挙げた。調教師に転向後は昨年末までに通算１５３勝を挙げており，今年は未勝利だった。
また、亡くなった蛯名信広調教師はＪＲＡの現役騎手・蛯名正義さんと遠い親戚にあたる。

２００９年３月２０に逝去した安田伊佐夫調教師の管理馬について、３月２１日付で武田博調教師への臨時貸付の措置が行われましたので、転厩対象となった競走馬を一覧にしております。
★印はせん馬

＞＞出典

 

２歳

登録なし

 

３歳牡せん

キタサンダーリン
シルクトマホーク
タテヤマキセキ
マルシゲドトウ
メイショウアスナロ
メイショウイエミツ
メイショウジンム
メイショウゼウス
メイショウドンタク
メイショウロッコー
ユーコーカズサ

 

３歳牝

アンジュアイル
ジュメイラ
ツルギロマンス
ホウショウアビル
メイショウマーブル

 

４歳以上牡せん

ヴァンクルタテヤマ（7歳）
キタサンイチ（4歳）
ゲイリーライアン（4歳）
シャイニングデイ（4歳）
ブラックスティング（5歳）
メイショウイッキ（4歳）
メイショウエンジン（5歳）
メイショウトウコン（7歳）
メイショウトンボ（6歳）
メイショウバーボン（4歳）
ロングアキレス（5歳）

 

４歳以上牝

アクセルファイヤー（5歳）
シャトルタテヤマ（5歳）

 

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日本中央競馬会の現役調教師が相次いで死去する訃報がありました。

２００９年３月２０日には栗東トレセンの安田伊佐夫氏が逝去、２３日には美浦トレセンの稗田研二氏が逝去いたしました。
 

安田伊師はメイショウドトウやファストタテヤマなどを管理していた。ＪＲＡ通算成績５０３２戦４８７勝（重賞２５勝）
稗田師は１９９０年・９１年にいずれも牝馬で重賞勝ちがありました。ＪＲＡ通算成績４０１４戦２６０勝（重賞３勝）でした。

安田伊厩舎の管理馬は２１日付で、稗田厩舎の管理馬は２４日付でそれぞれ別の調教師へ臨時貸付の措置を行っております。
安田伊厩舎（２０馬房）の２９頭は武田博厩舎へ転厩＞＞詳細
稗田厩舎（１８馬房）の２０頭は高橋裕厩舎へ転厩＞＞詳細

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落馬負傷のため療養中だったＪＲＡの石山繁騎手が２００９年２月２８日付で引退した。

ＪＲＡ通算２０１５戦９２勝（重賞２勝）
初騎乗 1995年 3月　4日 3回京都3日 2R アグネストレビアン（ 4着／ 16頭）
初勝利 1995年 3月 18日 3回京都7日 1R ゼニスブルー

おもな勝ち鞍
2000年 報知杯4歳牝特(現・フィリーズレビュー) （Ｇ２）サイコーキララ号
2005年 小倉サマーJ （Ｊ・Ｇ３）フミノトキメキ号

お疲れさまでしたm(__)m

毎年恒例ですが、今年も中央競馬関係者お別れのシーズンです。
とりあえず調教師を。今年２月末付で引退・勇退となったのは東西計８名です。
美浦の中野隆はホクトベガやヒシアマゾン、古くはグリーングラスが代表馬。栗東では武豊・幸四郎兄弟の父で、バンブーメモリー・メジロベイリーなどを輩出。浜田はビワハヤヒデ・ビワハイジなどを輩出した調教師でした。

美浦
岩城博俊　ＪＲＡ通算２１９６戦５５勝（重賞２勝 ）
大和田稔　ＪＲＡ通算５４８３戦４００勝（重賞１０勝 ）
沢峰次　ＪＲＡ通算３６８９戦２００勝（重賞２勝 ）
田子冬樹　ＪＲＡ通算４６８１戦２３３勝（重賞６勝 ）
中野隆良　ＪＲＡ通算５８２５戦６２３勝（重賞４０勝 ）

栗東
武邦彦　ＪＲＡ通算４１９３戦３７５勝（うち武豊騎手騎乗で１３７勝、武幸四郎騎手騎乗で８５勝、重賞１８勝）
中尾正　ＪＲＡ通算６２０８戦５２５勝（重賞２５勝 ）
浜田光正　ＪＲＡ通算４６０９戦３５２勝（重賞１９勝 ）

毎年この時期に行われる、日本中央競馬会の新規騎手・調教師試験の合格者が２００９年２月１２日に発表された。

騎手試験は、本年の競馬学校卒業生（國分優作・國分恭介・松山弘平・丸山元気・小野寺祐太、敬称略・以下同様）の５名が合格。

國分優作・恭介は双子の兄弟で、第１２期（１９９６年卒）の柴田大知・未崎以来２組目のツインズジョッキー。丸山元気は、廃止になった高崎競馬場所属騎手だった丸山候彦を父に持つ、今回唯一の「サークル内」出身。本年からシリーズ化した模擬レースは、最終戦を制した松山弘平が最高得点者。首席生徒に贈られる今年の「アイルランド大使特別賞」は、國分優作が獲得した。

 

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日本の民間競馬・馬産専門教育機関が経営破綻したらしい。

今年の正月、ＴＢＳで放映された「さんま玉緒のお年玉！！　あんたの夢かなえたろか」には、難関を突破して、ＪＲＡの競馬学校に合格した小沢桃子さんという１６歳の女の子が登場した。
千葉県匝瑳市の民営競馬学校「ジャパン・ホースマンアカデミー」に在籍するこの女子生徒は、“馬のプロ”を目指す生徒が集まる同校の高校課程１年生で、番組は密着ドキュメントで彼女の学校生活も追っていた。
 

さて、このジャパン・ホースマンアカデミーは「プロスパーホースマンアカデミー」が前身で２００２年に開校。通信教育で高卒資格取得も可能になり、その後、「日本馬事学園　ジャパン・ホースマンアカデミー」に改名した。現在生徒数７８人、馬は５８頭所有。テレビの効果もあって、今年４月も２０人以上の新入生が入る。入学金は２００万円、月謝は１６万５０００円。運営母体は「プロスパー」という会社なのだが、実はこの「プロスパー」、昨年秋、２回にわたって不渡りを出している。事実上の破綻状態らしいのだ。
同社社長の長谷部貴士氏を直撃したら、あっさりその事実を認めてこう言った。「弁護士を入れて、破産の申し出を行おうとしたが、破産にも費用がかかり、まだ申し出は行っていません。学校運営は続けていますが、業者への不払いが続いており、いつまで学校を続けられるかは分かりません」不渡りは、学校ビジネスが破綻したのではなく、不透明な資金の流れがあったらしい。学校は別法人が受け継ぐ動きもある。

この学校、これからどうなるのかある意味注目です。
閉鎖解散という最悪の事態にならないことを願っています。

笠松競馬出身のＪＲＡ・安藤光彰騎手（50歳、美浦）は、2009年1月21日付で所属が「菊川厩舎所属→フリー」に変更され、27日付で栗東へ移籍する。
安藤光騎手本人によると、今年からは「私生活（ウィキペディア日本語版によると「高齢になった家族の世話をする必要がでてきたため」らしい）のサポートが得やすい栗東への移籍を決めていた」とのこと。

また、栗東所属の野元昭嘉騎手（３２歳）も、２１日付で「フリー→野元厩舎所属」へ変更となった。

今週は京都の日経新春杯（GⅡ）、中山の京成杯（GⅢ）が行われました。
とりあえず結果を簡潔に（＾－＾）

中山・第49回京成杯（GⅢ）　3歳・芝2000m
1着　アーリーロブスト（福永）
2着　ナカヤマフェスタ
3着　モエレビクトリー
勝ち馬の父：バブルガムフェロー

京都・第56回日経新春杯（GⅡ）　4歳上・芝2400m
1着　テイエムプリキュア（荻野琢）
2着　ナムラマース
3着　タガノエルシコ
1番人気・ヒカルカザブエ＝7着
勝ち馬の父：パラダイスクリーク

平成２０年度の活躍馬を表彰する２００８年ＪＲＡ賞が１月６日に発表され、受賞馬が以下の通り決まった。

年度代表
１ ウオッカ １８０
２ ダイワスカーレット ７９

最優秀２歳牡馬
１ セイウンワンダー ２６３
２ ロジユニヴァース ３

最優秀２歳牝馬
１ ブエナビスタ ２９９
該当馬なし １

最優秀３歳牡馬
１ ディープスカイ ３００

最優秀３歳牝馬
１ リトルアマポーラ ２０１
２ レジネッタ ３１

最優秀４歳以上牡馬
１ スクリーンヒーロー １６７
２ エイシンデピュティ ２９

最優秀４歳以上牝馬
１ ウオッカ １９６
２ ダイワスカーレット １０４

最優秀短距離馬
１ スリープレスナイト ２３３
２ ウオッカ ５３

最優秀ダートホース
１ カネヒキリ ２６８
２ ヴァーミリアン ３１

最優秀障害馬
１ キングジョイ ２１８
２ マルカラスカル ７７

２歳と３歳は牡牝とも予想的中、古馬は牝はライバルが受賞し牡は予想通り。
短距離は想像以上にスリープレスナイトが圧勝でしたね。ウオッカは２位確保がやっと（＾＾；
ダートはカネヒキリが復活Ｖを評価されてライバルノヴァーミリアンを抑えてここは予想通り。障害は年末の大障害馬に軍配で無念（＾＾；
それにしても３歳牡部門は川田君のＧ１初勝利となる皐月賞馬キャプテントゥーレや菊花賞馬オウケンブルースリが完全にノーマークとは（＾＾；

毎年恒例ですが、JRA賞の予想を今年もしてみます。なお、年齢は平成２０年時点で判断しています。

年度代表：ダイワスカーレット（次点：ウオッカ、ディープスカイ、カネヒキリ）
その他各部門
２歳牡せん：セイウンワンダー（次点：ロジユニヴァース、リーチザクラウン）
２歳牝：ブエナビスタ（次点：イナズマアマリリス）
３歳牡せん：ディープスカイ（次点：キャプテントゥーレ、オウケンブルースリ）
３歳牝：リトルアマポーラ（次点：レジネッタ、トールポピー、ブラックエンブレム）
４歳以上牡せん：スクリーンヒーロー（次点：アドマイヤジュピタ、カネヒキリ）
４歳以上牝：ダイワスカーレット（次点：ウオッカ、エイジアンウインズ）
短距離：ウオッカ（次点：ディープスカイ、ファイングレイン、エイジアンウインズ）
ダート：カネヒキリ（次点：ヴァーミリアン）
障害：マルカラスカル（次点：キングジョイ）
父内国産：ダイワスカーレット（次点：ウオッカ）

ＧⅠ・第５３回有馬記念は12月28日に中山競馬場で行われ、単勝式1番人気のダイワスカーレット号（牝4、騎手・安藤勝）が優勝。牝馬の有馬記念優勝は３７年ぶりの快挙。
2着は１４頭立てのドンジリ人気アドマイヤモナーク（牡7、同・川田）、３着はエアシェイディ（牡7、同・後藤）だった。
今年のジャパンカップ馬スクリーンヒーローは5着。武豊騎手が騎乗したメイショウサムソンは8着、昨年の覇者マツリダゴッホは12着に終わった。

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