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中央競馬(JRA)のサマースプリントシリーズ第4戦が行われた。
2011年8月28日に札幌競馬場で行われたキーンランドC(GIII、芝1200m)は、断然の1番人気に支持されたカレンチャン(牝4、栗東・安田)が直線入り口で早々と先頭に立つと、後続の追撃を最後まで抑えて勝利。阪神牝馬S→函館スプリントSに続き重賞3連勝とし、条件戦から継続している連勝を『4』に伸ばした。勝ちタイムは1分8秒6、鞍上は池添騎手。各馬横一線の揃ったスタートを切ると、アンシェルブルーとカレンチャンの牝馬2騎が積極的にハナを主張。これにパドトロワ、マヤノツルギ、シャウトライン、サープラスシンガーが加わり、激しい主導権争いが繰り広げられる。結局内枠のサープラスシンガーが先頭に立ち、早いペースでレースを先導。カレンチャンとパドトロワは差のない2、3番手から追走し、人気を分け合ったジョーカプチーノは7番手で流れに乗る。
3~4コーナー中間地点でシャウトラインが脚を失い、外から楽な手応えでパドトロワ、カレンチャンの2頭が押し出されるように先頭へ。馬体を並べたまま直線へ向くと、内にいたカレンチャンがパドトロワをスッと交わして早くも先頭に立ち、好位から渋太く脚を伸ばしたビービーガルダンの追撃をクビ差制して先頭でゴールした。さらに、2着のビービーガルダンからハナ差の3着にはパドトロワが入線。なお、ジョーカプチーノは直線で伸び脚を欠き9着に敗れている。
配当は単勝190円、馬連1,790円、馬単2,320円、3連複5,010円、3連単19,290円。勝ったはカレンチャンは父クロフネ、母スプリングチケット (その父トニービン)という血統で、半兄には10年京阪杯を制したスプリングソングなどがいる。なお、カレンチャンはこの勝利でサマースプリントシリーズのポイントを20Pとし、夏の短距離王へ王手をかけた。
2011年8月14日、小倉競馬場で行われた北九州記念(GIII、芝1200m)は、8番人気のトウカイミステリー(牝5、栗東・安田)が直線外から怒涛の追い込みをみせると、前で粘り込みを図るエーシン2騎をまとめて交わし先頭でゴールイン。3度目の挑戦で見事に重賞タイトルを手にした。勝ちタイムは1分7秒2、鞍上は北村友騎手。
各馬ほぼ揃ったスタートを切ると、好スタートを活かしてメモリアルイヤーがハナを主張。これにテイエムオオタカとテイエムキューバのテイエム2騎が競りかけて行き、1番人気のエーシンヴァーゴウは4番手を確保。人気のエーシンリジルとスカイノダンは中団あたり、トウカイミステリーは後方4番手のポジションからレースを進める。
4コーナーに差し掛かるころにはテイエムオオタカが先頭に立ち、勝負は最後の直線へ。渋太く逃げ粘るオオタカに外からヴァーゴウとリジルが襲い掛かる。残り50mまでこの追い比べが続き3頭の決着かと思われたが、さらにその外からトウカイミステリーが豪脚を繰り出し、半馬身突き抜けて先頭でゴール板を駆け抜けた。2着にはエーシンリジルが入線し、さらにクビ差の3着をエーシンヴァーゴウが確保している。勝利ジョッキーインタビューで北村友騎手は「ペースが早くなると思っていましたし、中団でジッとしていれば脚を使ってくれるので手応えはありました。おとなしくて、乗りやすい馬。デキは最高に良かったです」と振り返ってくれた。
配当は単勝940円、馬連3,000円、馬単8,250円、3連複4,830円、3連単39,250円。勝ったトウカイミステリーは父キングカメハメハ、母タイキミステリー(その父Green Forest)という血統。
2011年8月14日、札幌競馬開幕週に行われたクイーンS(GIII、芝1800m)は、1番人気アヴェンチュラ(牝3、栗東・角居)が、中団追走から4コーナーで先団に取り付くと、直線で他馬を一気に抜き去り、追いすがるコスモネモシン(牝4、美浦・清水英)をクビ差振り切り重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分46秒6、鞍上は池添騎手。
午後から急に降りだした雨のなか(発表は良馬場)、各馬一斉にスタート。昨年の同レースでは追い込んで3着に健闘したカウアイレーンが、今年はハナを主張し先手を奪った。
人気の一角レディアルバローザは好位の内々、アニメイトバイオは中団よりやや後方で、ちょうどアヴェンチュラを前に見るような形。ブロードストリート、ショウリュウムーン、コスモネモシンらは後方で脚をタメて末脚勝負に賭けた。
3~4コーナー中間地点から一気にペースが上がり、アヴェンチュラは早くも先団の外まで進出。直線を向くと残り200mあたりで先頭に立ち、大外からコスモネモシン、内からアニメイトバイオ、レディアルバローザ、さらに真ん中からブロードストリート、ショウリュウムーンなどが脚を伸ばしてくるが、最後はコスモネモシンの追撃をクビ差振り切ってゴールした。2着にコスモネモシン、3着にアニメイトバイオが入線。アヴェンチュラと人気を分け合ったレディアルバローザは6着に敗れている。なお配当は単勝270円、馬連6,590円、馬単8,150円、3連複9,500円、3連単53,990円。勝ったアヴェンチュラは父ジャングルポケット、母アドマイヤサンデーという血統で、全兄にフサイチホウオー、全姉にトールポピーがいる。
夏真っ盛りの中、北海道では2009年生まれの馬によるJRA初の重賞が行われた。
2011年8月7日、函館競馬場で行われた函館2歳S(GIII、芝1200m)は、2番人気ファインチョイス(牝2、栗東・領家)が直線で一気に抜け出しての勝利。勝ちタイムは1分10秒8、鞍上は上村騎手。
全頭揃ってのスタートから、押していったのはマスイデア(牝2、美浦・中野栄)。その後にエクセルシオール(牡2、美浦・池上)、パチャママ(牝2、美浦・和田一)と続いた。隊列変わらず直線に向くと、中団で脚をタメていたファインチョイスが馬群の外から力強く伸びて快勝。後続に1馬身半の差をつけたが、着差以上に強い勝ちっぷりだった。2着にアイムユアーズ(牝2、栗東・手塚)、3着にはナイスヘイロー(牡2、栗東・目野)が入線している。
配当は単勝380円、馬連2,610円、馬単4,150円、3連複7,140円、3連単30,250円。勝ったファインチョイスは父アドマイヤムーン、母アフレタータ(母の父タイキシャトル)という血統で、アドマイヤムーン産駒の重賞初勝利となった。
残念ダービーとして有名な夏の3歳限定重賞。
今年は東日本大震災の影響でいつもの福島でなく、首都圏の中山での開催となった。
2011年7月3日、中山競馬場(千葉県船橋市)で行われた第60回ラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800m)は、単勝4.6倍の2番人気に支持されたフレールジャック(牡3、栗東・友道)が、道中は5番手を追走すると、直線で楽な手応えで大外から脚を伸ばして快勝した。勝ちタイムは1分46秒9。
大方の予想どおり、好スタートを切ったアバウト(牡3、栗東・加用)がペースを握りると、人気の一角・マイネルラクリマ(牡3、美浦・上原)が直後を追走。ヒラボクインパクト(牡3、美浦・国枝)、ターゲットマシン(牡3、美浦・宗像)が3、4番手を形勢し、離れた5番手でフレールジャックが脚を溜める形でレースは進んだ。
直線に入り、粘るアバウトをマイネルラクリマが早めに捕らえにかかると、坂上で競り落として単独先頭に躍り出る。しかしそれも束の間、外に持ち出したフレールジャックが軽く仕掛けただけで一瞬にして先頭に並びかけ、そのまま交わしてゴール。3/4馬身差の2着にマイネルラクリマが入線し、さらに1馬身3/4差の3着には、スタートでやや立ち遅れて後方からの競馬になった1番人気のカフナ(牡3、栗東・池江)が追い込んだ。
なお、5番人気に支持されたプランスデトワール(牡3、美浦・藤沢和)が1コーナーで急に外側に斜行し競走中止、煽りを受けたディアフォルティス(牡3、美浦・宗像)も競走を中止している。
配当は単勝460円、馬連1,350円、馬単2,420円、3連複1,420円、3連単8,390円。勝ったフレールジャックは父ディープインパクト、母ハルーワソングという血統。デビューから芝1800m戦を使い続け、これで無傷の3連勝となった。
日本中央競馬会(JRA)夏競馬おなじみの「サマースプリントシリーズ」が今年もスタート。
2011年7月3日、函館競馬場(北海道函館市)で行われたサマースプリントシリーズ開幕戦・第18回函館スプリントS(GIII、芝1200m)は、単勝2.7倍の1番人気に支持されたカレンチャン(牝4、栗東・安田)が、道中は先行集団の直後を追走すると、直線で大外に持ち出して脚を伸ばし、逃げ粘ったテイエムオオタカ(牡3、栗東・石栗)をクビ差捕らえて快勝した。勝ちタイムは、コースレコードタイとなる1分8秒0。
同舞台の前走をレコード勝ちしたテイエムオオタカが、押して押して内枠から先手を主張し、ナイアード(牝5、美浦・粕谷)との先行争いを制すと、直線に向いてさらに後続を突き放しにかかるも、最内枠からロスなく回ってテイエムの後ろを追走したアンシェルブルー(牝4、美浦・田中清)が直線半ばで先頭に並び掛ける。さらに後ろからは伏兵のドラゴンファング(牡6、栗東・矢作)も脚を伸ばすが、さらに外からカレンチャンが一気に脚を伸ばし、最後はまとめて交わし切った。
クビ差の2着にテイエムオオタカ、さらにクビ差の3着にアンシェルブルーと上位人気3頭が3着までを独占。以下ドラゴンファング、ベイリングボーイと続き、4番人気のヘニーハウンド(牡3、栗東・矢作)は11着、5番人気のケイアイアストン(牡6、美浦・和田道)は8着に終わった。
配当は単勝270円、馬連810円、馬単1,430円、3連複950円、3連単4,260円。勝ったカレンチャンは父クロフネ、母スプリングチケットという血統。前走の阪神牝馬Sからの連勝で2つ目の重賞タイトル獲得となった。
7月2日、中山競馬場(千葉県船橋市)で行われた第13回中山グランドジャンプ(J・GI、障害芝4260m)は、柴田大知騎手騎乗の2番人気マイネルネオス(牡8、美浦・稲葉)が直線で鋭く脚を伸ばし、押し切りを図るメルシーエイタイム(牡9、栗東・武宏)をゴール50m手前で交わして勝利。人馬ともにこれが嬉しいGI初制覇となった。タイムは4分51秒6。
各馬揃ったスタートを切ると、3番人気のテイエムトッパズレ(牡8、栗東・鹿戸明)、メジロラフィキ(セン6、美浦・菅原)が先手を主張。結局コーナーワークでメジロラフィキが先導する形でレースが進む。大竹柵障害、大いけ垣障害を各馬みごとな飛越でクリアすると、レースが動いたのは向正面から3コーナーにかけて。逃げるメジロラフィキを早めの競馬でメルシーエイタイムが射程圏内に捕らえると、それにオープンガーデン(牡7、美浦・菊沢)、マイネルネオスと続き、直線の攻防へと移った。
そして最後のハードル障害。手応え優勢のメジロラフィキだったが、最後の障害で着地時に転倒し落馬。それに替わってメルシーエイタイムが先頭に立ちセーフティーリードかと思われたが、外から追い込んだマイネルネオスの脚色が上回り、最後の最後で逆転。マイネルネオスが歓喜のゴール板を先頭で通過した。
マイネルネオスから1馬身1/4差の2着にはメルシーエイタイム、2頭から大きく離れた3着争いは後方からレースを進め、直線で怒涛の追い込みをみせたタカラボスが入線。なお、単勝2.6倍の1番人気に支持されたオープンガーデンは直線で伸び脚を欠き4着に敗れている。
鞍上の柴田大知騎手は「アッという間に終わってしまいました。この馬にずっと乗せてもらっていますが、結果を残せて嬉しいです。一時はジョッキーどうかなと思いましたが、辞めなくて良かったです。(諦めなければ)いつか良いことがあると思います」と、途中言葉を詰まらせながらも喜びを表した。
なお配当は単勝440円、馬連2,070円、馬単3,640円、3連複15,850円、3連単69,140円の波乱となった。
勝ったマイネルネオスは父ステイゴールド、母マイネプリテンダー(その父Zabeel)という血統。半弟に2008年のクラシックを賑わせたマイネルチャールズなどがいる。
2011年6月29日、大井競馬場(東京都品川区)で行われた第34回帝王賞(交流GI、ダ2000m)は単勝オッズ1.2倍と断然の1番人気に推されていたスマートファルコン(牡6、栗東・小崎)が序盤から主導権を握ると、直線でもそのまま押し切って優勝した。鞍上は武豊騎手、勝ちタイムは2分01秒1。
各馬揃ったスタートからすんなり主導権を奪ったのは人気のスマートファルコン。2番手で船橋のマグニフィカ、3番手でエスポワールシチー(牡6、栗東・安達)が追走。インの4番手には3番人気バーディバーディ(牡4、栗東・池江)が位置し、5番手以下は大きく離れる。
向こう正面でエスポワールシチーが2番手に進出。3コーナー過ぎでマグニフィカが脚色を失うとスマート、エスポ、バーディの順で直線に突入。満を持して追い出されたスマートファルコンは圧巻の伸びを見せ、後続を寄せ付けず2着に結局9馬身差をつけ圧勝した。2着はエスポワールシチー、そこから1馬身1/4差でバーディバーディと人気どおりの入線となった。
配当は単勝120円、馬連140円、馬単190円、3連複150円、3連単290円。人気どおりの決着となり配当も堅いものに収まった。
勝ったスマートファルコンは、父ゴールドアリュール、母ケイシュウハーブ(その父ミシシッピアン)という血統。これで重賞15勝目(すべて交流重賞)でGIは3勝目。通算成績を29戦19勝とした。
勝利ジョッキーインタビューで武豊騎手は
「(スピード決着に)ただ乗ってるだけでした。スピードが最後まで続くのがこの馬のいいところ。状態も良く、落とせないレースと思っていた。直線に向いて、もうひと伸びしてくれた。本当に凄い馬です。断然の1番人気でしたが、責任を果たせて良かったです」
と、安堵の表情でコメントを残していた。
話題の勝馬投票券で、2011年5月22日のレースを対象にした「WIN5」の全的中倍率が100万倍以上になる“億馬券”が出た。
4月24日に発売がスタートしたネット投票専用新馬券「WIN5」が、発売5週目にして早くも1億円を突破した。
この日の対象レース、京都10R、京都11Rは比較的人気の馬が勝ったものの、新潟11R・駿風Sは10番人気のセブンシークィーンが勝利。また東京11R・オークスも7番人気のエリンコートが制した。
総票数1208万7947票(売上総額12億879万4700円)のうち、的中はわずか6票。払い戻し金は1億4685万110円となっている。なお、キャリーオーバーはなかった。
結果
京都10R13トップゾーン→東京10R15ヒラボクワイルド→新潟11R3セブンシークィーン→京都11R8ワンダーアキュート→東京11R4エリンコート
おなじみの3歳牝馬クラシックの第2弾が、ダービーウィークを目前に控えた東京多摩地方の競馬場で行われた。
2011年5月22日に東京競馬場で行われた第72回オークス(GI、芝2400m)は、500万下、忘れな草賞を連勝していたエリンコート(牝3、栗東・笹田)が、道中は中団待機から、直線で内へ切れつつも後藤騎手の懸命な修正で先頭まで抜け切り、初重賞挑戦にして初のGIタイトルを獲得した。勝ちタイムは2分25秒7。
レースは、好スタートを切ったライステラス(牝3、美浦・和田道)がハナを切る勢いも、大外枠からピュアブリーゼ(牝3、美浦・古賀慎)が先頭を主張。ライステラスは2番手に控えて、3番手をシシリアンブリーズ(牝3、栗東・橋田)が追走して4番手以下を引き離す展開に。
人気を分け合った桜花賞馬・マルセリーナ(牝3、栗東・松田博)はいつもどおり後方待機し、桜花賞2着馬・ホエールキャプチャ(牝3、美浦・田中清)もスタートで後手を踏み、後方待機の形となった。
逃げたピュアブリーゼは、前半1000m60秒7という淀みのないペースを刻むも、勝負どころを迎えても脚色は衰えない。直線に入ると、中団からエリンコートが脚を伸ばし、ワンテンポ遅れてスタートでの遅れを徐々に挽回したホエールキャプチャが抜け出して、坂上では3頭の争いとなった。
大激戦となったレースを制したのはエリンコート。クビ差の2着がピュアブリーゼ、さらにハナ差の3着がホエールキャプチャ。後方待機から直線で大外に持ち出したマルセリーナは、さらに2馬身1/2差離された4着に終わっている。
配当は単勝3,720円、馬連42,750円、馬単104,460円、3連複45,120円、3連単548,190円。勝ったエリンコートは父デュランダル、母エリンバードという血統。騎乗した後藤騎手はクラシック初制覇。管理する笹田師は、調教助手時代に携わったマックスビューティ、エアグルーヴなどで制したオークスで、調教師としては初めてのGI制覇を飾った。
現役の騎手が規約に違反して「開催中にツイッターを利用して更新」したため、騎乗停止処分を受けたようです。
地方競馬では前例があるみたいですが、中央競馬では初めての不祥事らしいです。
日本中央競馬会(JRA)の大江原圭騎手(21歳、美浦・フリー)が、調整ルーム入室後、携帯電話でツイッターを利用したことにより、5月15日から6月13日まで30日間の騎乗停止になった。
同騎手は土曜に東京競馬場で騎乗し、レース後に京都競馬場の調整ルームへ移動。入室後、規定に違反して携帯電話でツイッターを閲覧し、リツイートを行った。この行為が、騎手としての注意義務を著しく怠ったものと見なされ中央競馬の施行規定に抵触するため、処分の対象となった。これは、中央競馬では初めての事例。前例として船橋競馬において、濱田達也騎手が10日間の騎乗停止処分を受けている。
今週のGⅠは「牝馬限定のマイル王決定戦」でした。
2011年5月15日、JRA東京競馬場(東京都府中市)で行われた第6回ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)は、2番人気に推された3冠牝馬アパパネ(牝4、美浦・国枝)と、圧倒的1番人気となった昨年の年度代表馬ブエナビスタ(牝5、栗東・松田博)の一騎打ちに。わずかにクビだけアパパネが凌ぎ、女王ブエナビスタを下した。
逃げ馬不在と思われたこのレースだがオウケンサクラが思い切ってハナを主張した。前半の1000mは56秒2というハイラップ。離れた2番手をエーシンリターンズが追走。3番手には3番人気レディアルバローザが続いた。
アパパネは後方で脚を溜め、その後ろにブエナビスタがぴったりとマークする形で進む。直線を向くと、いったんはレディアルバローザが抜け出すかに思えたが、外から“最強牝馬2頭"が連れて追い込んでくる。
残り200mから、息の詰まるような叩き合い、内からレディアルバローザも懸命に差し返してくる。ゴール板、わずかにクビだけアパパネがブエナビスタを凌ぐと、蛯名騎手は力強く右手の拳でガッツポーズを作った。ブエナビスタが2着、さらにクビ差の3着にレディアルバローザが入線している。
蛯名騎手は「位置は出たなりでした。強い馬にマークされているのはわかっていましたが、自分でレースを作って差されたら仕方がない、という気持ちで自信を持って乗りました。福島デビューの馬ですし、僕もアパパネから力をもらいましたが、東北の皆様にも彼女の頑張りが届いたらいいですね」と、被災地への思いを口にしつつ、喜びを表現した。
配当は単勝410円、馬連230円、馬単740円、3連複620円、3連単3,620円円という堅い配当。勝ったアパパネは父キングカメハメハ、母ソルティビッドという血統。阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞に続き5つ目のGIタイトルを手にした。
2011年のGWを締めくくる日曜に、3歳限定マイルGⅠレースが行われた。かつては「マル外ダービー」と称されたこのレースを制したのは、前年の2歳王者だった。
JRA東京競馬場(東京都府中市)で2011年5月8日に行われた第16回NHKマイルC(GⅠ、芝1600m)は、単勝4.6倍の1番人気に支持されたグランプリボス(牡3、栗東・矢作)が、道中は中団で脚を溜めると、直線で外から鋭く伸びて抜け出して完勝した。勝ちタイムは1分32秒2。
数頭が「逃げる」と宣言していたが、その中で先手を奪ったのは桜花賞でもハナを切ったフォーエバーマーク(牝3、美浦・矢野英)だった。直後に皐月賞でハナを切ったエイシンオスマン(牡3、栗東・松永昌)、さらにはマーガレットSを逃げ切ったクリアンサス(牝3、栗東・松永幹)、2戦目から逃げ続けてきたリキサンマックス(牡3、栗東・昆)と続く隊列となった。
前半3F33秒9と淀みのないペースが刻まれたこともあり、ここ2戦は道中折り合いを欠くシーンが見て取れたグランプリボスは中団でピタリと折り合う。手応え十分に直線で馬群の外に持ち出すと、一気に抜け出して後続を完封した。
スタートで出遅れてしまい、道中最後方となったコティリオン(牡3、栗東・橋口)が、大外から追い込んで1馬身1/2差の2着。最内枠スタートから中団で待機し、直線も内々から脚を伸ばしたリアルインパクト(牡3、美浦・堀)が、さらに3/4差の3着に食い込んでいる。
配当は単勝460円、馬連1170円、馬単2160円、3連複2040円、3連単7920円。勝ったグランプリボスは父サクラバクシンオー、母ロージーミストという血統。昨年暮れの朝日杯FSに続くGⅠ2勝目を挙げたというだけでなく、先日亡くなった父サクラバクシンオーへ弔いの勝利にもなった。
GW真っ只中で行われた「春の大一番」天皇賞が行われた。
4歳VS歴戦の猛者(5歳以上)の構図だったそうです。
2011年5月1日、JRA京都競馬場(京都市伏見区)で行われた第143回天皇賞・春(GI、芝3200m)は、藤田騎手騎乗の7番人気ヒルノダムール(牡4、栗東・昆)が直線抜け出し、GI初制覇を果たした。勝ちタイムは3分20秒6。半馬身差の2着に3番人気のエイシンフラッシュ(牡4、栗東・藤原英)、さらに1馬身半差の3着に5番人気のナムラクレセント(牡6、栗東・福島)が入った。1番人気に支持されたトゥザグローリー(牡4、栗東・池江)は13着に敗れた。
レースは道中出入りの激しい展開となった。ゲシュタルト(牡4、栗東・長浜)が先手を奪い序盤は進んだが、1周目のスタンド前でコスモヘレノス(牡4、美浦・菊川)が先頭を奪うと、1コーナーを回ったところで今度はトゥザグローリーが先頭へ。ペースが遅い中、なかなか隊列が落ち着かないかたちで2周目に入った。
向こう正面に差し掛かるとナムラクレセントが一気にハナを奪い4度目の先頭交代。そんな中、ヒルノダムールは中団の内々でジッと脚を溜めて気を窺っていた。
最後の直線はナムラクレセントがスパートし、マイネルキッツ(牡8、美浦・国枝)が追う展開。逃げ込みを図るナムラクレセントを目掛け、内から抜けてきたヒルノダムールが追い上げ、ゴール直前で捉えると、後方から猛追したエイシンフラッシュを退け、見事に混戦を制した。レース後藤田騎手は「この馬にGIを勝たせることができて嬉しい。3歳のクラシックは上手くいかなかったけど、今回で全部吹っ飛びました」とコメントし、喜びの表情を見せた。
ヒルノダムールは父マンハッタンカフェ、母シェアエレガンス(父ラムタラ)という血統。2009年11月に東京でデビューし、2戦目で初勝利。3歳時はクラシック戦線を歩み、皐月賞は2着、ダービーは9着、菊花賞は7着と、あと一歩のところでビッグタイトルを逃してきた。
4歳を迎え、重賞で安定した成績を残し、前走の産経大阪杯で待望の重賞初制覇。勇躍挑んだこの舞台で、見事に花を咲かせる結果となった。なお、父のマンハッタンカフェも02年の当レースを制しており、父子で天皇賞・春制覇の快挙となった。
鞍上の藤田騎手は今年のフェブラリーS以来のGI制覇で通算15勝目。管理する昆調教師は09年のスプリンターズS以来のGI制覇で通算5勝目。ともに天皇賞・春は初制覇となった。配当は馬連6,810円、馬単15,590円、3連複25,530円、3連単189,870円。
なお、最後の直線で競走を中止したコスモメドウ(牡4、美浦・畠山重)は、両前繋靭帯断裂で予後不良となった。(騎乗していた丹内祐次騎手は異状なし)
2008年1月2日新設
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