今回の衆議院総選挙も色々な出来事がありました。
選挙業務の関係者によるミスや運動員などによる買収行為も行われていたそうです。

大阪・西淀川で１１歳女児に投票用紙を誤交付

大阪市西淀川区佃の投票所では、選挙権を持たない小学生に渡してしまうミスが発覚した。
８月３０日１４：００頃、近くに住む男性（４７歳）が小選挙区の投票後、残り２種類の投票用紙を男性の後ろについていた選挙権の無いはずの女児にも渡してしまったらしい。
誤交付されたのは、近くに住む小学生の女児・Ａさん（１１歳）で、男性はＡさんの父親だった。比例代表と国民審査の投票用紙を受け取ったＡさんは、用紙に記入しそのまま投票したらしい。
Ａさんは当時、父親と一緒に投票所を訪れていた。
関係者によると、Ａさんは身長約１５０ｃｍで、立会人のうちの１人・Ｂさんと顔見知りだったが、ＢさんはＡさんの顔を確認していなかったらしい。当事者の運動員曰く「大柄だったので有権者かと思った」と釈明したとのこと。
なお、誤交付を受けたＡさんの投票用紙の特定はできたいため、Ａさんの投票は有効票とみなされる。

選挙期間中の自由妨害などで２３名逮捕、買収行為も捜査着手

選挙違反
警察庁は第４５回衆院選の投票終了後に、選挙違反事件の逮捕について発表した。全国の都道府県警察が選挙違反により逮捕したのは８月３０日２２：００時点で計２３名。２００５年の第４４回衆院選（郵政民営化選挙）と比べ４名少なかった。
内訳は、候補者の演説を妨害したり、選挙掲示板の破壊行為やポスター剥がし（器物損壊）など自由妨害が２２名、不正投票（詐欺）・同未遂が１名。
また、全国の都道府県警察は買収などの悪質な違反についても捜査を進めており、計約１９０件について８月３１日以降本格的に着手し、関係する運動員計約４２０名を取り調べる方針。

自公連立政権、あまりの惨敗にマスコミもミス続出！？

８月３０日１９：５５頃からＮＨＫと民放各社で順次放送開始した選挙特番でも、ミスが相次いだ。
ミスは民放３社の選挙特番でいずれも、自民党の候補者を「小選挙区で敗北」と報じた後、一転「当確・当選」と訂正して報じるという“誤報”がしたもの。
ＴＢＳ系の選挙特番「乱！総選挙２００９」では、小選挙区の群馬県第４選挙区から立候補していた、自由民主党公認の福田康夫候補（前首相、当時）について、字幕スーパーに「選挙区で敗北」表示。直後、アナウンサーが口頭で「敗北と出たのは間違いです。お詫びします。」と取り消すコメント。誤報から約２時間後、ＴＢＳは福田前首相の当選を速報した。
日テレ系「」とＴＶ朝日系「」も開票速報で、青森県第３選挙区の自民党公認・大島理森候補について「小選挙区で敗北」と報じ、両局とも後に「当選」と訂正し謝罪した。

他にも色々ミスや違反があるみたいですが、続きは別の記事で。