Ｊ１の１８チームによる「２００９・ヤマザキナビスコカップ」は、ノーシードの１４チームによる予選リーグ最終節が年６月１３日に行われる。
Ａ・Ｂ各組７チームのうち上位２チームが決勝トーナメントへ進出できる。６試合（各組３試合）ともに１４：００キックオフ予定です。

＜Ａ組＞
決勝Ｔへ進出する可能性があるのは、横浜Ｍ・広島・浦和・大宮。
注目カードは３位・浦和（勝ち点１０）ＶＳ４位・大宮（勝ち点７）の直接待決「埼玉ダービーマッチ」。浦和は勝てば決勝Ｔへ進出。得失点差で分の悪い大宮は大差での勝利が最低条件で、さらに広島の結果待ちだ。
２位の広島（勝ち点１０）は、アウェー扱いの鹿児島遠征で６位・磐田（勝ち点３）との対戦に引き分け以上なら決勝Ｔ進出。
試合のない首位・横浜Ｍ（勝ち点１１）は、広島と浦和がいずれも勝利した場合は予選敗退する。
予選敗退が決まっているチーム同士の対決となる５位・大分（勝ち点５）と最下位・新潟（勝ち点１）はどちらが初勝利を挙げるか。大分は引き分けるとナビスコ杯予選リーグ同一年全試合引き分けの珍記録達成。

＜Ｂ組＞
決勝Ｔへ進出する可能性があるのは、清水・ＦＣ東京・柏・山形。
すでに決勝Ｔ進出を決めている首位・清水（勝ち点１２）と２位のＦＣ東京（勝ち点１０）が直接対決の天王山カードに注目。勝者が予選リーグ首位で通過する。ＦＣ東京は引き分け以下だった場合予選敗退の可能性がある。
３位の柏（勝ち点８）は最下位・京都（勝ち点１）とのアウェー戦を勝つのが前提で、さらにＦＣ東京が引き分け以下という条件で決勝Ｔ進出。
試合のない４位・千葉（勝ち点８）の予選敗退が決まっており、５位の山形（勝ち点７）の決勝Ｔ進出には、６位・神戸（勝ち点４）とのアウェー戦で柏との得失点差を上回る大差勝ちが必要で、さらに、ＦＣ東京と柏がいずれも相手チームに敗れる必要がある。

決勝Ｔは、予選リーグを勝ち上がった４チームとシード権を持った４チーム（アジア・チャンピオンズ・リーグへ出場している鹿島・Ｇ大阪・名古屋・川崎）の計８チームによって７月に開始。準決勝まではホームアンドアウェイ方式で行われ、決勝戦は１１月３日に国立競技場での一発勝負。